「スイングを改善したいけれど、何から直せばいいか分からない」
ゴルフの上達を難しくしている理由の一つが、課題の優先順位を見つけることです。
Trackmanのトレーシーは、AIを活用してショットデータを分析し、ボールをより安定して打つために改善すべきポイントを特定する機能です。
この記事では、トレーシーの仕組みや活用方法、コーチングにおけるメリットについてご紹介します。
トレーシーとは?
トレーシーは、Trackman Performance Studio(TPS)に搭載されたAIスイング分析機能です。
ショットデータを分析し、スイングやインパクトの傾向をもとに改善ポイントを提案します。
トレーシーは何を分析しているのか?
同じ意図で6〜7球ほどショットを打つと、トレーシーがデータを分析します。
その際に確認できる代表的な指標が以下の2つです。
ショット効率スコア
自分が生み出しているクラブスピードを、どれだけ効率よくボールスピードや弾道に変換できているかを評価します。
精度スコア
ターゲットに対して、どれだけ安定して同じ結果を再現できているかを評価します。
飛距離だけでなく、方向性や再現性も含めた総合的な分析が可能です。
トレーシーが他のスイング分析と違う点
多くのスイング分析では、データや映像を確認した後、自分で課題を見つける必要があります。
一方でトレーシーは、複数のショットを分析した上で、「まず改善すべきポイントは何か」を提案します。
例えば、
インパクト位置
フェイスコントロール
打点の安定性
ボールストライキング
など、さまざまな要素を分析しながら優先順位を示します。
そのため、限られた練習時間を効率よく使うことができます。
ゴルファーにとってのメリット
課題が分かりやすい
どのデータを見るべきか迷うことなく、改善ポイントを把握できます。
練習の方向性が明確になる
漠然とボールを打つのではなく、目的を持って練習できます。
上達を継続的に確認できる
過去のセッションと比較しながら変化を確認できます。
コーチにとってのメリット
Trackman共同創業者兼CTOのフレドリック・タクセンは、トレーシーについて次のように説明しています。
“トレーシーは、何を改善すべきかを教えてくれる機能です。ただし、どう改善するかを教えるものではありません。そこから先の『どう改善するか』はコーチの役割です。 つまりトレーシーはコーチの代わりになるのではなく、コーチングをより効率的にするためのツールです。”

フレドリック・タクセン
Trackman共同創業者兼最高技術責任者
トレーシーの使い方
TrackmanアカウントでTPSにログイン
「練習」から「ショット分析」を選択
右上の「Tracy」アイコンをクリック
クラブを選び、同じクラブで複数球ショット
Tracyの分析結果を確認
Trackman iOでも利用可能
トレーシーは長年Trackman 4で利用されてきた機能ですが、現在はTrackman iOでも利用できます。
まとめ
トレーシーは、TrackmanのショットデータをAIが分析し、改善すべきポイントを特定するコーチング支援機能です。
「何を直せばいいのか分からない」という悩みに対して、データに基づく客観的なヒントを提供してくれます。
Trackman 4やTrackman iOをご利用の方は、ぜひトレーシーを活用して効率的な練習やレッスンに役立ててみてください。
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