

クラブスピードは、クラブヘッドがインパクト直前に移動している速度を表すデータ項目です。
飛距離に直結する重要なデータのひとつであり、クラブスピードが高くなるほど、より大きな飛距離を生み出す可能性があります。
一般的に、ドライバーではクラブスピードが約0.45m/s向上すると、最大で約3ヤードの飛距離増加につながるとされています。
ただし、実際の飛距離にはミート率や打出し条件など、他のデータ項目も関係します。
クラブスピードの史上最高記録
2023年にSeb Twaddellが記録した75.8m/sがクラブスピードの史上最高記録です。このときのボールスピードは107.6m/sでした。
テクニカル定義
クラブヘッドの幾何学的中心が、ゴルフボールに最初に接触する直前に持つ線速度。
ツアープロのクラブスピード平均値
PGAツアー
ドライバー:51.4m/s
6番アイアン:42.0m/s
LPGAツアー平均
ドライバー:42.9m/s
6番アイアン:35.8m/s
より詳しいツアー平均値については、Trackman ツアー平均をご参照ください。
アマチュアゴルファーの平均値(Trackmanコンバイン平均値)
男性アマチュア(ドライバー)
スクラッチ以下:49.2m/s
ハンディキャップ5:45.1m/s
ハンディキャップ10:42.5m/s
平均ゴルファー(HCP14.5):42.0m/s
ボギーゴルファー:41.1m/s
女性アマチュア(ドライバー)
スクラッチ以下:40.2m/s
ハンディキャップ5:38.9m/s
ハンディキャップ10:37.1m/s
ハンディキャップ15:35.3m/s
クラブスピードを活用するためのポイント
トラックマンユニバーシティのマスターが、レッスンやクラブフィッティングの現場で重視しているポイントをご紹介します。
身体の連動を確認する
Chris Brook (PGA International Golf Coach/ 英国)
クラブスピード向上を目指す際は、身体の動きの連動性を確認することが重要です。特にダウンスイングでは、骨盤、胸郭、クラブの順に動くキネマティックシーケンスの効率がクラブスピードに影響します。クラブスピードの変化を追跡することで、スイング動作の改善がどの程度パフォーマンス向上につながっているかを客観的に確認できます。
自分に合ったプレー速度を把握する
Dom DiJulia (Dom DiJulia School of Golf/ 米国)
クラブスピードは、その時点での飛距離の可能性を把握するための重要なデータです。一方で、単純に速く振れば飛距離が伸びるとは限りません。クラブスピードが上がっても、ミート率やコントロール性が低下すると飛距離を失う場合があります。クラブスピードとショット結果をあわせて確認し、自分にとって最適なスイングスピードを見つけることが大切です。
スイング改善時の変化を確認する
James Leitz (Pinewood Country Club/ 米国)
レッスン中は、ウォーミングアップ時と比較してクラブスピードが変化していないかを確認します。スイング変更に取り組んでいる最中は、無意識に動きを抑えてしまうことがあります。本来のスピードで振れるようになることで、スイング改善の結果をより正確に評価できます。
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クラブスピードは、飛距離の可能性を理解するうえで欠かせないデータ項目です。さらに理解を深めるために、ボールスピード、ミート率、アタックアングルの記事もぜひご覧ください。これらのデータがどのように関係し合い、ショット結果に影響を与えているのかを知ることで、自身のパフォーマンスをより多角的に分析できるようになります。







