

ボールスピードとは、クラブスピードとインパクトの質によって生まれる、インパクト直後のゴルフボールの速度です。
クラブフェイスのトゥ側やヒール側で打ったミスヒットは、本来得られるはずのボールスピードを低下させます。
また、フックやスライス、過度なダウンブローによる擦るようなインパクトもボールスピード低下の原因となります。
飛距離のポテンシャルを決めるうえでクラブスピードは重要な要素ですが、実際にボールがどれだけ飛ぶかを左右する最大の要因は、インパクトで生み出されるボールスピードです。
ドライバーでは、ボールスピードが0.45m/s向上すると、飛距離が最大で約2ヤード伸びるとされています。
これまでに記録された最高ボールスピード
2023年10月にカイル・バークシャーが記録した約108.0m/sが、これまでに記録された最高のボールスピードです。4度のワールドロングドライブチャンピオンである彼は、この記録を579ヤードのティーショットで達成しました。
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テクニカル定義
クラブフェイスからボールが離れた直後の、ボール重心の速度。
ツアープロの平均ボールスピード(ドライバー)
PGAツアー:76.4m/s
LPGAツアー:63.9m/s
ツアー平均値の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
アマチュアゴルファーの平均ボールスピード(Trackmanコンバイン平均値)
男性アマチュア(ドライバー)
スクラッチ以下:72.0m/s
ハンディキャップ5:65.7m/s
ハンディキャップ10:61.7m/s
平均ゴルファー(HCP14.5):59.5m/s
ボギーゴルファー:58.6m/s
女性アマチュア(ドライバー)
スクラッチ以下:58.6m/s
ハンディキャップ5:55.9m/s
ハンディキャップ10:53.2m/s
ハンディキャップ15::49.6m/s
ボールスピード向上のための3つのポイント
トラックマンユニバーシティのマスターが、コーチングやフィッティングの現場で観察している傾向をもとにまとめたポイントをご紹介します。
ボール位置を見直す
Chris Brook(PGA International Golf Coach/英国)
ドライバーの飛距離が突然落ちた場合は、ボール位置を確認してみましょう。適切な位置でセットアップすることで、クラブがより効率よくボールにエネルギーを伝えられるようになります。
センターコンタクトを増やす
Richard Woodhouse(KDV Sports/オーストラリア)
ボールスピードを高めるには、まずフェイスの芯でとらえることが重要です。また、フェイスアングルとクラブパスのズレが大きい場合はボールスピードが低下しやすくなります。フェイスアングルやクラブパスも確認しながら、安定してセンターコンタクトできるインパクトを目指しましょう。
他のデータもあわせて確認する
Christoph Bausek(Progressive Golf/オーストリア)
ボールスピードは重要なデータですが、その数値だけでショットの良し悪しを判断することはできません。期待しているボールスピードとの差が大きい場合は、スピン量やスピン軸の傾き、打点位置なども合わせて確認することが大切です。関連する計測データを総合的に見ることで、飛距離ロスの原因を特定しやすくなります。
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