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Trackman iOが全クラブのアタックアングルとローポイントに対応

アタックアングルとローポイントの基礎知識とともに、Trackman iOがどのように全クラブ対応を実現したのか、開発の裏側をTrackman CTOが解説します。

1 min readOrange square with a black curved line diagonally across, resembling a stylized road or path.Trackman Japan 編集部

アタックアングルやローポイントは、インパクトの質を理解するうえで重要なデータです。
しかし、Trackman iOのような天井設置型の弾道計測器で、ボールやクラブにマーカーをつけることなく正確に計測することは簡単ではありません。

しかし2026年、Trackman iOではアイアンやウェッジを含む全クラブでアタックアングルとローポイントを確認できるようになりました。
その背景には、Trackmanならではの高い精度基準と、新しい計測技術の開発があります。

この記事では、アタックアングルとローポイントの基礎知識とともに、Trackman iOがどのように全クラブ対応を実現したのかをご紹介します。

アタックアングル、ローポイントとは?

アタックアングル

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アタックアングルとは、インパクト時に、クラブヘッドが水平線に対して上方向または下方向へどの程度動いているかを示すデータです。
プラスの数値はクラブヘッドが上向きに動いていることを示し、マイナスの数値はクラブヘッドが下向きに動いていることを示します。

アタックアングルがわかることで、インパクトの質をより深く理解できるようになります。
さらにアタックアングルは、スピンロフトの計算にも欠かせない要素です。

スピンロフトとは、アタックアングルとダイナミックロフトによって決まる数値で、

  • スピン量

  • 打ち出し条件

  • ボール効率

に影響を与えるため、フィッティングやクラブ選びでも重要な役割を果たします。

また、アタックアングルの計測により、Trackmanオプティマイザーも利用可能になります。
オプティマイザーでは、クラブスピードやアタックアングルなどをもとに、現在のスイングで実現できる理想的な弾道や飛距離を確認できます。


ローポイント

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ローポイントとは、クラブヘッド重心がスイング中に最も低くなる位置を示すデータです。

アイアンショットでは、ボールの先にローポイントがあることが理想とされ、安定したコンタクトにつながります。

また、ローポイントはアタックアングルと高い相関があるため、コーチングの現場では説明しやすい指標として活用されています。

なぜ全クラブ対応は難しかったのか?

アタックアングルを計測すること自体は新しいことではありません。

しかし、アイアンやウェッジではウッドやユーティリティとは異なる課題がありました。

Trackman共同創業者兼CTOのフレドリック・タクセンは次のように説明しています。

Trackmanではボールやクラブにマーカーを貼る必要がありません。そのため、全クラブで高精度なアタックアングル計測を実現することは大きな技術的挑戦でした。

Smiling man in a black jacket sits indoors, natural light in the background.

フレドリック・タクセン

Trackman共同創業者兼最高技術責任者

Trackman iOは、レーダーと高速カメラを組み合わせた独自のシステムで計測を行なっています。
アタックアングルを計測するには、インパクト直前のクラブ位置を非常に高い精度で把握する必要があります。

特に重要なのが、クラブがボールへ向かう際の距離変化です。
クラブがボールへ近づく軌道を高精度で追跡できなければ、正確なアタックアングルは計測できません。

ウッドやユーティリティと比較すると、アイアンやウェッジでは地面との接触という別の課題があります。
例えば、ダフリ、マットや芝への接触が発生すると、計測にノイズが加わる場合があります。

Trackmanでは、「表示できるデータ」ではなく、「信頼できるデータ」を提供することを重視しているため、十分な精度が確保できるまで全クラブ対応を見送っていました。

アタックアングルやローポイントは、コーチングやプレーヤー育成に非常に価値のあるデータです。しかし、その数字が信頼できなければ意味がありません。

Smiling man in a black jacket sits indoors, natural light in the background.

フレドリック・タクセン

Trackman共同創業者兼最高技術責任者

Trackmanが新たに開発した技術

今回の実現には新しい信号処理技術の開発が必要でした。
クラブがボールへ近づく際の距離を正確に計測するため、Trackmanは信号処理技術をさらに発展させました。
この技術によって、すべてのクラブでTrackman基準の精度を満たすアタックアングルとローポイントの計測が可能になりました。

コーチやフィッターにとってのメリット

今回のアップデートにより、

  • ダフリやトップの原因分析

  • アイアンのコンタクト向上

  • 番手ごとのアタックアングル比較

  • ウェッジの距離コントロール改善

  • オプティマイザーの活用

などを行えるようになりました。

また、ローポイントが追加されたことで、数値やデータに慣れていないゴルファーにもインパクトの傾向を説明しやすくなりました。

まとめ

Trackman iOでは、アタックアングルとローポイントを全クラブで使用できるようになりました。

今回のアップデートは単なる機能追加ではなく、マーカー不要の計測環境で高い精度を実現するために積み重ねられた技術開発の成果です。

より詳細なインパクト分析を行いたいコーチやフィッター、ゴルファーの方は、ぜひTrackman iOで新しいデータをご体験ください。

Trackman iOについて詳しくはこちら